今回は軍の拡張について相談されたので自分の意見をまとめてみようと思う。
事前情報として以下の3ページに目を通しておいてほしい。まだ持ってない人はこの機会に以下のページからDLしてみてほしい。
https://heavy-gear-fan.club/rule_sp/1010/
基本ルール
・19p「オブジェクティブ/作戦目的」
・39p「ロール/役割の説明」
・288p「フォース構築ガイド」
◆勝ち方を決めて選ぼう
ヘヴィギアの編成は「どんな勝ち方を目指すのか」を決める重要で楽しい要素だ。様々なモデルがいるため、色々考えながら試行錯誤を繰り返してほしい。
比較的達成が簡単な作戦は以下の3つだ。最初はここから始めてみてもいいかもしれない。
「GP/ホールド」自軍近くに歩兵や量産機を並べて防御的に戦う。地形をうまく活用する。
「SK/ペイブザウエイ」指定した2つのCGを半壊させる。
「RC/ディティールドスキャン」EWの高い偵察モデルで目標にじわじわ近づき最後にトップスピードで敵指揮官に近づける。攻めに使うであろう敵CGの指揮官を指定するのがコツ。
◆鉄板な方法
・見た目で選んで遊びながらから足してゆく
これは立体物を使うミニチュアゲームで自軍を拡張してゆくときの一般的な方法だ。
ダイスを使うゲームは出目次第で戦況がひっくり返る遊びなので確たる正解などはない。ならば見た目が好きなモデルから買い始めるのは1つの正解だ。これを「ルール オブ クール」と呼ぶらしい。かっこいいね。
この方法で大事なのは2部隊目以降の拡張方法になるだろう。1つ目の部隊は好きなモデルから買い始めればいいとして、戦える編成を目指す場合第二部隊は第一部隊の欠点を補ったり、長所を生かす形で購入するのが理想的だ。
方法はいくつもあるが、それにたどり着くにはある程度のゲーム経験が必要になってくるだろう。
例えば最初に気に入ったのが「電子戦機」であった場合、このモデルは機動力と電子戦能力に優れる一方で、攻撃力や耐久力に不足することが多い。これを補うような第二部隊の候補は「安くて頭数を揃える量産機=数は耐久力」、「重装甲高火力の戦車やストライダーを運用=主軸になる強い機体の戦闘部隊を用意する」「そこそこの装甲と攻撃力を持つベテラン大型機=コストと性能のバランス化した攻撃部隊」等、様々な選択肢があるだろう。
電子戦機の長所を生かしたい場合は、EWスキルをサポートするECCM装備の随伴機や偵察ドローンなどがあると良いかもしれない。
つまり、目的もなくうっかりで「さらに電子戦機を買い足す」をしなければいいわけだ。
◆スターターにちょい足しする場合
スターターにいないSK(ストライク)ロールのギアの種類を増やすと良いだろう。一般的にSKロールのギアは攻撃力と防御力のバランスが良く、使いやすいものが多い。一見似たような装備のSKモデルだが一番個性が表れやすい。格闘に特化したものや空挺で使えるもの、コストを抑えた汎用機など様々なバリエーションがある。
スターターにいるモデルが装備できない武器が使用できるモデルを選ぶといいぞ。新しくなった武器リストとにらめっこだ。
別のアプローチとしてECM+/ECCM/EW3+などの特性を持ったエリート電子戦機の拡充がある。電子戦は補助要員だがうまく使うことでヘヴィギアが一層楽しくなるぞ。各勢力でどんなモデルが良いかは具体的なモデルは下の「◆電子戦機の仕事と活用方法」の項目で紹介する。
最後に、諸兵科連合や雰囲気を楽しむ場合、確保要員としてユニバーサルモデルの歩兵セットやビークル類も面白いだろう。これらのモデルは戦場に並べた時にスケール感が生まれて見た目がぐっと良くなるぞ。
フォースごとのおすすめモデル
《ノース》
コディアック:装甲と火力を備えた万能機!力こそパワーだ!
ウィーゼル:ノース一番の高性能電子戦機。ECM+で見方を護り+1CPでオーダーを出しまくれ!撃たれ弱いのが玉に傷。
ライオン:Climnder特性で高所から殺意の高い火力をぶっ放す支援機だ!こわい!
《サウス》
キングコブラ:装甲と火力を備えた万能機!力こそパワーだ!
シルバースケイル:サウスのお値ごろな電子戦機。お手軽にECM+を使えるぞ。
ダイアモンドバック:耐久力と火力が程よくバランスされた万能機。フィールドアーアマーとAgileがある装甲7とかブラックタロンにもいないぞ。
でもサウスって奇妙な期待がいっぱいいるので、もっと冒険してもいいと思うよ。ヒッタイト火炎放射器戦車とか、ウォーターヴァイパーとかハイドラとかファイヤードラゴンなどのストライダーとか愉快な兵器が沢山あるし!
《ピースリバー》
アルゴス:硬ーい!説明不要!下手な戦車より硬い。雑な型さでとにかく前に押し込めるぞ!
シノビ:ECM+とヴェテランを持つ電子戦機。ステルスがあるので敵に見つかりにくい万能機だぞ!
《ニュコール》
アーバレスティア:硬い!早い!エアドロップできる。しかし文鎮並みに重いメタルの塊だ!
シャスールMk2:ヒットアンドランの体現者。ジェットパックと性能が程よくマッチし使いやすい機体。
LHT67かLHT71:CEFのホバータンクは使いやすいんですよ。ポートアーサー君が貸してくれます。
《CEF》
HC-3Aホバーカー:鉄板の電子戦車輌。CEF将兵はこいつに足を向けて寝れないと思います。
MHT68かMHT71:数はいらないけど1機はほしいアタッカーです。重装甲、高機動、高火力の体現者!
でかい戦車は戦場で思うように動けないので完全に趣味兵器だぞ!
《カプリス》
別売り足パーツセット:カプリスプラボックス購入者にはこれはほぼマスト!胴体が余りまくるので、6本くらいはほしいと思います。
電子戦機が弱いので同盟用で借りてこられる電子戦機があってもいいかもしれません。
《ユートピア》
スターターで300TV分あるので不要。強いて言うならMAR-DKかどっちかのエイプ系?
でかい戦車は戦場で思うように動けないので完全に趣味兵器だぞ!
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ブラックタロン、エデン、リーグレスにはプラスチックキットのスターターセットがありません。
悩んで買おう!
◆作戦目的の使い方で考える
3.1ではVP獲得(勝利方法)は10種類に増えました。またVTOLモデルが作戦目的に影響を与えることができるようになった事が大きい変更点です。
①キャプチャー、ブレイクスルー、レイド、相手ホールドとフラッグ妨害には「移動重視の駆け込み部隊」が適している。
能力値のMR値が9以上のモデルは移動重視といえるだろう。トップスピードを選択することで2回の移動ができるようになるため直距離が移動できるようになる。
48インチテーブルの初期配置ゾーンで考えるとお互いの配置エリアは12インチあり、両者の間の中立地帯は24インチ離れている。ブレイクスルーは敵の初期配置ゾーンに侵入する作戦なので、2Rでこの中立地帯を駆け抜けることができるのが理想だ。
序盤の1~2ラウンドは物陰に潜み極力消耗を避け、3R以降の後半戦で一気に相手陣地を脅かす使い方が良い。これらのモデルは装甲が薄いことも多いので、敵の攻撃をなるべく受けないようにするための注意が必要だ。
→RCロールを持つモデル、共通モデルのバイク、共通モデルの小型車、CEFのホバー移動モデル、ニュコールのホバー移動モデル、VTOLモデル。
②アサシネート、ワイプゼムアウト、ペイブザイウェイには「デバフからキルコンボ」が適している。つまりPA(パーティクルアクセラレーター)を命中させるか「ECMアタック」を成功させて、ターゲットの防御ダイスを減らしてから集中攻撃で一気にたたく作戦だ。
この作戦で重要なことは3つ、「相手の防御ダイスを減らす」「相手の装甲より高い攻撃を持つ武器を使う」「相手より多くのダイスをふる」になる。この条件全てを満たすことは結構難しいし、命中が高く攻撃力の高い武器を持つモデルは総じて高価なため数を揃えるのが難しい。一般的な方法は、ECMアタックをした後に、レッツゼムハブイット命令をかけて、適正距離のヘビーオートキャノンを3回ほど叩き込むことだ。
しかし相手が重装甲の戦車やストライダー機の場合は少し勝手が違ってくる。この場合はAPが2以上の武器を集中させて削り切るしかない。早いうちから覚悟を決めて2Rくらいかけて殺しきる作戦に出よう。3.1版ではMFCにAP2+Preciseを使用できるオプションがあるので安価な削り要因に使えるかもしれない。
→アドバンス特性を持つ武器を装備した機体、フィールドガン、ATM、ヘビーオートキャノン、ヘビーロータリーキャノン、ヘビーライフルを装備するモデルなど攻撃力に優れたモデル。
③ホールド、キャプチャー、クレーム、ブレイクスルーの攻略方法として「数押しで削って耐える」というものがある。これはコストの安い量産機を並べることで敵の攻撃回数より多いモデルで耐えるという作戦だ。この戦い方をする場合は、防御ダイスを増やす位置取りや、攻撃力を増やす命令が大事になってくる。個々の戦力が低いため、「ECMディフェンス」や命令「レッツゼムハブイット/コーディネーテッドアタック」を駆使して上手く立ち回る必要があるだろう。時には「イベイド/回避運動」リアクションも必要になるかもしれない。
この作戦に向いているモデルはコスト6以下のモデルと、命令を通しやすくるためのEWスキルの良い指揮官機、命令を下すための追加の指揮官を得る「2IC(セカンドインコマンド)」アップグレードだ。指揮官能力を高め命令をうまく使うことでこれらの量産機を活躍させて戦うのだ。同時にこれらの強化された指揮官機は弱点にもなる。地形うまく使い指揮官を隠そう。ときには指揮官を囮にして戦う必要も出てくるだろう。
またユニバーサルモデルの歩兵もこの作戦に向いている。モデルタイプが「インファントリー」の場合、専用の武器が無いとインファントリーモデルには2ダメージしか与えることができない。これは言い方を変えるとインファントリーモデルは必ず3回までは敵の攻撃に耐えることができるともいえるのだ。これは数を揃えることで高い耐久性を発揮することを意味する。またインファントリーモデルは地形防御ボーナスを2D6もらえるため、塹壕やバンカーなどの防御陣地を購入して併用できれば高い確保力を発揮するだろう。一方で移動力は低いので彼らを戦場のどこに展開するか初期配置が重要になってくる。
キャバルリーは諸刃の剣だ。このモデルは移動力が高く遮蔽からの防御ボーナスも+2D6もらえる代わりに致命的に防御力が低い。たとえライトオートキャノンでも当たっただけで甚大な被害を受けるため使い方が非常に難しいだろう。
→6TV以下の量産機、ユニバーサルモデルの歩兵、エアドロップ特性を持つ8TV以下のパラモデル、バイクなどのキャバルリー
④ブレイクスルー、アサシネート、ディティールスキャン、レイドを狙う場合「少数精鋭化エリートでゲリラ戦」を展開する方法もある。Vet(ベテラン)特性持つ高級ギアは戦闘力や隠密能力に長けている。また特殊配置ルールで大胆な初期配置も可能になる。また、これらのベテランモデルは、リロールのリソースであるSP(スキルポイント)を1点持っているので出目事故を防ぎやすい。
少数の高性能機を使って地形を生かし、敵の重要なモデルに的をしぼって各個撃破を狙おう。この編成方の注意点はモデルの数が少なくなりやすいため、ホールドやキャプチャーなど頭数で場所を抑える作戦には向いていないことだ。また地形をうまく使いヒットアンドランを心がける必要がある。こういったエリート編成は1機の損失による攻撃力の低下が大きくなりやすい。
レイドを行う場合、マーカーを奪った後に上手く生き延びる必要があるため、地形を生かせるジェットパックやジャンプジェットなどの装備があると良いかもしれない。
→Vet特性やステルス特性を持つモデル。エリート編成オプションの利用。ブラックタロン。
⑤ワイプゼムアウト、ペイブザウエイ、アサシネートには「重装甲高火力の囮」が向いている。ストライダーや戦車は耐久力に優れ、装甲が10以上のモデルが多い。これらの機体を前に出しながら敵戦力を削り、このモデルの対処に困っているうちに他のモデルで優位をとってゆく作戦だ。
これらのモデルは高価なため数を揃えるのが難しく、またFSロールを持っていることが多いため獲得できるVPが減少する傾向にある。そのためFSロールを使う場合は、「囮役」であり「砲台」であり「敵のブレイクスルーを牽制」させる3つの役割をすべてこなしてこの欠点を補う必要があるだろう。
→ストライダー、30TV以上の戦車、装甲9以上のホバータンク、装甲9以上のギア部隊。
⑥アサシネートやワイプゼムアウトと相性が良いのが「高所攻め」ができるモデルだ。これらは戦場に依存するがはまると非常に効果的に活躍する。「クライム(登攀)特性」「ジェットパック:6特性」「VTOL特性」を持つモデルは、ビルの上や崖の上などの高所をとりやすい。また「エアドロップ特性」の初期配置を利用することであらかじめ高所に配置することも可能だ。
ヘヴィギアの高所とは「敵モデルのシルエットよりも高い位置」を意味しており、広い視界を得るだけでなく、攻撃と防御にそれぞれゲームボーナスを得ることができる。1つは射線の優位を表すためにモデルの「GUスキルが1向上」する。そしてもう一つは高所を確保しているモデルを見上げる場合は足元の後ろに対して必ず死角発生する。つまりシルエットの一部が隠されるため、常に「部分遮蔽ボーナス」を得る。
このためステルス特性をもつモデルなどでビルの上に陣取ることができれば、そこは絶好の狙撃ポイントになるだろう。これらの高所モデルを倒せるのは同じく高所に展開できるモデルのみになるため排除が非常に難しい厄介な存在になるだろう。
これらのモデルは直接的に勝利ポイントに貢献しないが、要所要所で自軍を助けてくれる存在になる。
→CEF,カプリス、ユートピア、ニュコール、ノースが得意。そうでない場合はユニバーサルモデルのヴァリスやドラゴンフライを活用すると良い。
⑦多くの妨害要因があるためフラッグを達成するのは難しい。まず旗を立てるには自軍配置ゾーンの外まで出る必要があるが、旗を持ったモデルが破壊されると失敗になる。そして、旗を立てても敵モデルが4インチ以内に近づいて1アクションを使うだけでフラッグマーカーが取り除かれてしまうため旗を置く位置とタイミングが非常に難しい。エアドロップやジャンプパックがある場合、登攀が難しい6”より高い地形の上に旗を立てる方法もあるがこれは相手を非常に選ぶ。もし相手にVTOLモデルがいる場合、ビルの上に建てた旗であろうと簡単に排除されてしまうだろう。相手の移動力が10であった場合、24インチが除去ゾーンになるためだ。
もちろん編成の相性はあるだろうが、フラッグ目的を達成するには対戦相手の移動力が高いモデルを減らす必要があり、戦力の均衡が破れて初めてフラッグが安心して達成できる状況を作れるだろう。
→対戦相手の駆け込み要員を潰す能力が必要で、VTOL、「Airdrop/空挺能力」のある部隊、「特務配置」ができるSOユニットなどで相手が旗を気に欠ける暇がないくらいに積極的に攻撃したい。
◆電子戦機の仕事と活用方法
電子戦機は主に4つの使い方がある。
1つは「ECMアタック」を使用するデバフ要員。これを行う場合は対抗判定になるため、EWダイスを増やす「ECCM特性」しかボーナスが無いため最大でも3D6の出目勝負になりがちだ。このため「Vet特性」をあらかじめ持っている特殊電子戦機体があるとリロールが可能なため成功率が高くなるだろう。あとは「センサー:X特性」があるとより安全な敵から遠い場所でハッキングができるようになるだろう。
またこのモデルは「ジャミング」を使用して相手の「オーダー/命令」を潰すこともできるし、優れた偵察機ろして「FO」アクションに使用することもできる。
ノース:ブラックキャット、ウィーゼル
サウス:リディッドイグアナ、カメレオン
ピースリバー:シノビ
ニュコール:ジャーボアをサブリストで強化するか同盟でHC3-Aホバーカーか上記モデルを導入
ブラックタロン:レイヴン
CEF:HC3-Aホバーカー
カプリス:ジャマーバシャンを強化かサブリストの同盟でHC3-Aホバーカー
ユートピア:レシーアーミガーを強化するかサブリストの同盟でHC3-Aホバーカー
エデン:ウォーロック
2つめは「ECMディフェンス」による防御。これはECM特性があればだれでも使用できるが、アクションを必要とでず常時ECMディフェンスが発動している「ECM+特性」を持つモデルを導入するとスマートだろう。
ノース:ブラックキャット、ウィーゼル、ホワイトキャット
サウス:シルバースケイル、カメレオン
ピースリバー:グレイハウンド、シノビ、スカーミッシャー、アルファドッグコヨーテ、サブリストによる強化
ニュコール:ジャーボア、ジャーボアパラ
ブラックタロン;ダークスカミッシャー、レイヴン、ダークコヨ-テ、ダークハイエナⅡ、サブリストによる強化
CEF:HC-3Aホバーカー
カプリス:ジャマーバシャン
ユートピア:レシーアーミガー
エデン:ウォーロック
3つめはECCMを利用する「ファイヤーウォールリアクション」だ。意外かもしれないがこれはECMアタックから対象を守る最も確実な手段になる。
ECCMは安価な量産機体にもついていることがあるため、ハッキングされたくないモデルに2機ほど随伴させる事で確実に守ることができるだろう。ファイヤーウォールリアクションを使用するには、アクションまたはリアクト+特性が必要になるため、これらのモデルは積極的に行動することは難しいだろう。3.1版からはファイヤーウォールリアクションの対抗判定に成功するとECMアタックを仕掛けたモデルにヘイワイヤートークンを置くことができるため形勢逆転のきっかけにもなるかもしれない。この受動的な反撃にはMOS1以上の成功が必要だが、代わりにセンサーロックを必要としないためECCMアップグレードをしただけの量産機などでも行える点が評価できる。
ECM+を持つモデルがファイヤーウォールリアクションを使う場合、対抗判定に敗北するとヘイワイヤ/攪乱状態になるため、ECM+特性がラウンド終了時まで消えてしまう点にも注意してほしい。
ECCMを素日するモデルは該当するモデルが多くあるため具体例は避ける。3.1版ではベテランアップグレードでもECCMを取得できるため、ほぼすべてのモデルが利用できるといえる。
4つめは「オーダー/命令」を出す能力だ。とにかくEWスキルに成功すればいいため、「ECCM特性」「SatUP特性」、サブリストの「EWスキルを向上させるアップグレード」と相性が良い。
またオーダーで使用するEWスキルは指揮官機本人である必要はなく「Comms特性」を持つモデルがフォーメーション内にいる場合、そのモデルのEWスキルを利用することもできる。
以上が初期拡張のだいたいの指針になるだろう。
強さを求める場合、装甲と攻撃力が高い武器の組み合わせのモデルを選択するのが鉄板だが、それだけではモデル数が少なくなりホールドやキャプチャーがしにくくなったり、移動力に欠けて攻めあぐねたりする。これら攻撃力の高いモデルを主力とし、主力を補う補助部隊をどう編成して使うかで個性が出てくると思う。
もちろん主力をあえて使用せずに量産機の武器バリエーションとオーダールールを駆使して様々な戦場に対応するのも面白いだろう。ロケットパックがあれば大抵モデルは破壊できるのだから。